車高調製作
〜大変です〜


リヤの車高調が完成したので、紹介しようと思います。が、この作業は一人で出来ず、オートパッションのI栄サンにも
手を貸していただき、また、工場も貸していただき、ようやくできました。

にしても、写真を撮っている余裕はほとんどなかったため、
今回はテキストのみのレポで〜す。


やっと着手!

現状は、フロントのみ車高調が付いていて、リヤが手付かず・・・。

S30乗りの方はお分かりかと思うが、
リヤのストラットをばらすのはめちゃめちゃ大変。
ロアアームのストラット側のシャフトがガチガチに固着していて
ちょっとやそっとではビクともせず・・・。

だからいつもの、「マンション下ガレージ」では作業する気にならなかった
(というより、どうやろう?という感じ)。

そこに、オートパッションさんのうれしい話(場所と手を貸してくれる)
があったので、ついに着手できることになった。
I栄サン、どうもありがと〜!!



作業内容確認

今回やることは、車高調製作及び組み付け。
使う部品は、

自作ピロアッパーマウント
車高調キット
スプリング6Kg/mm

また、例のロアアームのストラット側のシャフトは抜かずに、
車体からロアアームごと外す方法にした。
そのほうが早くて楽だから。

そろそろ作業内容といきますか。


いざ、作業開始!

ジャッキアップし、ホイール・ブレーキラインを取り外す。
ここまで問題なし。

次に、ロアアームを車体から外す。
シャフトを抜くのではなく、シャフトを押さえているブッシュを固定させるステー?(名前が分からん)
を外してロアアームを外す。
こいつも問題なし。

そして、ストラットを押さえながらストラットタワーの3本のボルトを外して、車体から
無事外れた〜!
ちなみにこの作業が1人だととてもしんどいのですな。

ストラットが降りたら、後はフロントと同じようにスプリングを外す。
(今回はスプリングコンプレッサーをお借りしたため、針金は出番なし)

リングナットを外し純正のアブソーバとご対面したが、酷い状況だった。
サスペンションオイルはダダ漏れで、ダンパーの役目をまったくと言っていいほど
果たしていない様子!
これでは乗り心地がぐにゃぐにゃで当たりまえだぁ・・・。

と言うことで、腐った純正アブソーバを廃棄し、92ショートと交換する。
その前に、車高調キットをフロントと同じように、取り付けるために
ストラットを加工。バネ皿の下でカットし、下駄をかませて高さを調整。

ここで、1つ失敗しちゃったぁ!
1.5センチほどショート加工したんだけど、コイツはやらなければ良かった・・・。
結果的に車高が下がりすぎちゃった・・・。
そのうち何とかしよっと(泣)

まあ、気を取り直して、次の作業へ。
と言ってもあとはフロントと同じように、車高調キットをぶち込んで
溶接し、下駄・92ショートのアブソーバをストラットに放り込んで、
リングナットを締め、バネ・アッパーシート・ピロアッパーマウントを組み付け完成!

後は分解時と逆の順序でストラットを組み付け、ブレーキライン復旧&エア抜き。
ホイールを組んで完成!

この作業は丸1日かかりました。


仕様

ここで、今回の仕様の紹介ですな。

スプリング:  HKS製 (黒)
                        id65 250mm 6kg/mm 
                     2本 \3,500にて

   アブソーバ: 92ショートショック

  車高調キット: YZ製車高調キット
                 (ID内ネジも付き 55A-Li)

ピロアッパーマウント: クスコ製
                 AE86用加工


感想

 

 


  純正の車高                        車高調組み付け後


ついに念願の車高調を前後とも組み終わったァ〜!
写真のような感じになりました!
もちろん車高もグッと落ちて見た目もよくなったし、
足もしっかりした感じ。
でも、リヤだけちょっと下がりすぎ

少しの段差で、マフラーをガリガリって症状は出るようになってしまったけど、
それでもカッコよくなったので、そこはガマンガマン!

ちょっとしたワインディングを流すのにはとてもいい感じ。今まで広かったロールもずいぶん押さえられてると思う。
やっと大物の改造のひとつが完了し、ホッと一息できました。

 


ついに完成〜♪