今まで、純正のポイント点火だったのですが、 ポイント磨きはやっぱりちょっとメンドクサイ。 いろんなジャンク品を集める中で、いつの間にかフルトラ化するためのパーツがそろっていたので、早速やってみようと思い立ったわけですよ。 でも、今まで配線のつなぎ方に自信がなく、実際に組んだはいいが、動かなかったらヤだなとか考えると、なかなか開始までには至りませんでした。 そして先日、アモン主催の市川のイベントに行って来たので、その時にフルトラ化している車両の配線を確認! これでポイントともオサラバだな。 |
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コイルとレジスター。配線は関係ないです。 | |
こちらトランジスタ。でかい箱型のタイプ。 | |
こんな感じで配線が出てます。 黒1本 青1本 黒/白1本 赤1本と緑1本のセット (ノイズ除去のメッシュでまとめられてる) |
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フルトラデスビの本体。 何の車両用かは覚えていませんが、S130あたりでしょう、多分。 ちなみにコレは新品です。俺の買うものの中でも新品パーツはまれなのです(爆)。 |
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黒いマッチ箱みたいなものは付いてませんでした。 | |
フタを空けた絵。上はポイント式と一緒。 | |
上の分配用の接点をはずした絵。 | |
下から撮影。この形状ならポイント式と同じなので、スピンドルシャフトは特に変更しなくて済みそうです。 | |
上から。特に意味はありません。 | |
コレが既存のコイル。なにやら配線がごちゃごちゃしてます。 | |
アップを一枚。+端子に付いている黄色いカシメの配線は燃料ポンプとコンプレッサ用マグネットクラッチのリレー用信号線です。 なので、今回は気にしないでくださいな。 |
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こっちは既存のデスビ。本体の側面についている丸いコンデンサが、いかにも「ポイントです」って感じ。 | |
さてさてそろそろ作業を開始! 早速既存のデスビを除去。 |
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取り外したポイント式デスビ。 |
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おや? 下端の部品が金属製だ・・・。 フルトラデスビは樹脂製だったのに。 こっちのほうが重いだろうけど丈夫そうだなぁ。 |
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上から見た写真。 ポイント式の特徴である、接点とコンデンサがありますな。 |
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このデスビ(ウチのポイント式)はバキューム差込口が一箇所なのに・・・ | |
新しいフルトラデスビは2箇所の差込口が・・・。 どう使おうかなぁ? バキューム進角使うかどうか後で考えようっと。 |
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なんか上手くフルトラデスビが入らないので、写真のプレートをはずしてみたら・・・ | |
あれ?! | |
ビス穴が微妙にずれてる・・・ ということで〜。 |
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加工〜♪ | |
位置合わせをした様子。 いい感じかな。 ちなみにこの位置でデスビとプレートを固定、 左側の写真から外れかかっている部分の長穴(前の写真の右下の部分ね)で進角を調整するつもり。 |
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とりあえず装着。 | |
プラグコードを取り付けると、何だか差し込みやすい・・・? | |
こちらはポイント式デスビの写真。 | |
上の写真に比べると、デスビキャップの外径が大きいようで、クリアランスが増えてる〜。 | |
次はコイルです。上のグレイの方がこれからつけるやつ、下の黒いのが既存のコイル。 大きさが全然違うな〜。 |
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レジスタ。右の青の線はコンデンサにつながってます。 | |
もうワンショット。 | |
デスビから出ている信号線(左の黒、黒/白)を トランジスタの赤、緑の各線に接続。 極性はなさそうなので、適当に繋いじゃった。 ノイズ除去用の平網線で保護されているので、考えるまでも無くこの接続は間違いないでしょう。 (確認したわけではありませんけどね〜) |
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コイルに配線を移植していきま〜す。 特に難しいことは無いですね。 |
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移植完了。 コイルの径もずいぶん違いますね。 |
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配線完了の時点でこのまま試運転♪ | |
こうしてアースを取っておかないと動かないもんね! コレを忘れてて15分考え込んじゃいました。 |
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レジスターにも接続OK!! ちなみにこのレジスター、この配線ではまずいのです。 あとから修正したのですが、右の黒/緑の配線は一番右は導通してないのです。 写真の右から2番目の端子(Cのマークがあるところ)に接続しないとセルを回していないとプラグに火が飛ばなくなります。 |
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稼動を確認したら、定位置に設置。 | |
こんな感じになります。+側(右側)の端子の黄色のたんしがついている2本は上記でも記述したリレー用の配線です。 美しくないので、いずれ撤去します。 | |
配線をできるだけ整理して見栄えを整えて 完成! |
とりあえず稼動も確認でき、試走へGO!!!
感じとしては、アイドリングがスムーズになったような気がします。
回転のばらつきがなくなった感じ。
それともう一つは、ポイント不調の心配から開放されたことが最大のメリットかなと思っています。
後、試してないけど高回転でのポイントのチャタリングがなくなる(はず)ので
高回転域での点火タイミングの精度が向上するかと思います。
まあ、街乗り仕様なんで、その恩恵はあまり受けられないのかな(笑)
あと、動作確認のときの進角調整が上手く行かず、限界まで進角させても点火タイミングが遅すぎる様子だった。
デスビ固定のベースプレート(?)の調整幅からも確実にはみ出してしまっているほどのずれだったから、
デスビキャップの本来1番が刺さるコネクタに5番のプラグコードをさして、
本来5番が刺さるコネクタには3番のプラグコードをさし、
無理やり進角させた。すると、安定して動き出したため、
とりあえず良しとしたけど、あまり気分は良いものじゃないな。
だって、プラグコードの接続部を一つずつ手前に持ってくるって60度も進角させるって事だから、
こんなに強引なことは無い。
何でこんなにタイミングが遅いのかを考えてはみたものの、考えられる要因は3つ。
1、ベースプレートをポイント式のものを使用したから。
2、バキューム進角をキャンセルしているから。
3、そんなもん。
ということで、1についてはベースプレートを探して確認すれば答えが分かりそう。
でも、部品が手持ちに無い上に、もし1が原因だったとすると、再度プレートだけ購入するのもメンドイ。
2については十分考えられる。そこで、バキュームホースをつないでテスト。
すると、進角はしたものの、60度進角には到底及ばず。プラグコード接続箇所を元に戻せるほどにはいたらなかった。
しかも、アクセルをあおったときの様子が変。
本当はバキューム進角も活かしたいのになあ。
1の可能性もあるけど、とりあえず現状でもしっかり動作するので、
1はそのうち気が向いたら調べるということで、3ということにしちゃいましょうか〜♪。
点火系においてこの上を目指すならば今後の夢としては、DIかな〜?
亀のMDIとかは、個人的にではありますが実はあんまり興味が無く、というより興味はあってもあまりやる気が起きないのです。
エンジンも28ノーマルだし、ハイパワーを狙っているわけではないので、
効率のいい点火という意味では魅力的です。
しかも他のエンジンチューンとは違い、点火の強化はデメリットが少ないので、
その観点から考えると、これまた非常に魅力的なのですが、
俺の仕様+使用用途では対費用効果が全く見込めないので
いまいち魅かれないのです。
かといって、DIといっても、そんなにお金はかけたくないので、
解体屋あたりで直6のDI車から移植流用あたりがいいかなぁ。
まあ、夢の話ですけどね〜。