足回り点検
〜ちょっと怖かった…〜

   なぜ点検するかって言うと、
 前からガコガコ後ろからゴツゴツと
 ものすごい異音が発生し、あまりの怖さに
 分解点検をやることに。

 ちなみにゴツゴツの原因は、ショック下に入れてある
 スペーサー(鉄パイプ)が、荷重により径が広がって
 全長が縮んだたためと予想。
 なので、ちゃんとしたスペーサーを購入し
 交換することにした。

   早速ジャッキアップしてホイールをはずす。
 今回はリア側から先に手をつけた。
   ホイ。

   今回は純正ではなく、すでに車高調が入っているので、
 シャフトをはずす必要もなさそう。

 よく観察するとスタビ・ドライブシャフト・
 ブレーキホースの3つをはずせばショックをばらせそう。
   と言うことで、写真のスタビ(右)をばらす。
   お次は左。
   トランクをあけて、ストラットタワーのボルトをはずす。

 ここまで気持ち悪いくらい順調(笑)!!
   こんな感じでショックが落ちてきました。
   アッパーをはずすために、調整ねじを
 いっぱいまで緩めます。
   あとは力で縮めて
 タイヤハウス内に出す。
 
 ちなみに力で縮める必要があるのは、
 僕の使ってるショックが92ショート(ガス式)なので、
 反力があるから。
   この時点でドライブシャフトとハブを分割。
 ボルト4本をはずす。
 
 結構面倒かと思ってたら意外とラクだった・・・
   ブレーキホースをはずす。
 こぼさないように注意しながらやらないと・・・
   これでタイヤハウスから外に出た!
 
 写真はアッパーマウントをはずしてます。
   以前自作したアッパーシート。
   実は、ピロ部が上に来ているとストラットタワー部に
 干渉してボディへ取り付けるナットを締めこむことが
 できない・・・
 
 そこでピロ部を下にすることに。
 
   こんな感じ♪
   完成イメージ♪
 満足♪
   下アッパーシート・スプリング・リングナットを
 はずす。
   92ショック
 HKS製直巻きスプリング6K
 その他モロモロ
   某オクにてスペーサーを購入。
 パイプをコイツに変更しようかと
 思ったのだけれど・・・
   以前のパイプ製スペーサーの全長が、
 11.5mm。
   新スペーサーを2個重ねた長さが
 16.5mm。
   横から見た感じ。新スペーサーを使うと
 4ミリほど絞まりきらない・・・。
   なので、以前のパイプ製を採用することに。
 
   そこの部分にビニテを巻き巻き。
   パイプの内径とショック下部の外径を
 同じようになるようにしたかっただけです。
   こんな感じでピッタリ!
   ショックを格納!
   モーターレンチで思いっきり締める!
 前回はパイプレンチで締めたため、リングナットを
 うまく締められなかったけど、
 今回はばっちり・・・のはず!
   残りの部品を組み上げて・・・、
   つっこむ!
   ストラットの下からパンダジャッキで持ち上げてやって、
   サスペンションユニットを上に持ち上げる。
 手でやると大変だからね!
 この時点でロアシートを締め上げたけど、
 後からでもよかったなぁ。
   こんな感じ。
   サスペンションをストラットタワーに固定。
   ドラシャとブレーキラインを復旧させればOK!
   お次は右後へ♪
   左後と同じ要領でせっせとばらす!
   ブレーキフルードのたれには気を使いますな。
   ショックを抜いて・・・
   パイプスペーサーをチェックすると
 左のものより微妙に短かったらしく?リングナットをオモクソ絞め込んでも
 ガタがとれず・・・。
 
 結局、不採用になってた○○オク製スペーサーを使うか・・・。
      ここでトラブル発生!!!
 マグネットの先っちょがシェルケースの中で取れちゃった・・・
 ヒヤッとしたが、N田サンのアイデアで先っちょサルベージ成功!!!
 助かった〜♪
   こんな感じ♪

 スペーサーが違うため、4mmほど締め込み切れなかった。後で直そうかなぁ・・・。
   リングナットをテープで固定。
 上下に対しての力はリングナットで十分
 耐えられるが、リングナットが回って
 しまったら、またガタが出てしまうので、
 回り止めのためのテープです。

 こんなもんでいいでしょ?
   チャッチャと組み付け〜♪
   ストラットタワーに固定できたら、
 最後にスタビを復旧!
   スタビのアップ♪
   純正から車高調に変えたときはデフとマフラーも
 はずしたっけなぁ。
 あん時に比べると今回は楽だなぁ♪
  ドライブシャフトもこの通りバッチリつないで・・・
   スタビを絞め込む!
 (写真はなぜか左後です)
   次はフロント!

 そろそろ疲れが・・・(爺)
   単純な足です。
   いつも思うんだけど、4ウマ乗せてると飛行機みたい。
   リヤと同様にスタビをはずしてる最中。

ここで、デジカメの電池が切れたので写真は終了。ゴメンナサイ。
 ここからはテキストのみのレポです♪
 

具体的なフロントの作業は、リヤよりも簡単で、
タイヤはずし
スタビはずし
ストラットタワーから分離
ブレーキキャリパーはずし
         (ブレーキホースは付けたままでOK)

と、こんなもんでサスペンションユニットばらしまでたどり着けます。
今回は、フロントの処置もリヤと同様パイプを専用スペーサー(2.5mm)に交換し、
リングナットをぎっっっっっちり絞め込んで、ビニテで回り止め。 後はカチャカチャと組み付けて復旧、てな感じ。



最後にリヤブレーキのエア抜きをして完成!!! 試走してみて、ガタガタ音がまるで嘘のように消えました! もっと早くやればよかった〜。





最後にN田サン、寒い中カメラマンをひきうけていただいてありがとうございます。
写真をとりながらの作業って本当に大変なので助かりました!